手作り製法

80代になる11代目女将が真心を込めて手作りする西大黒屋の八壺豆。

それは、女将の人生の味。。。。。

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西大黒屋11代目の女将のこだわりが、
「やつぼまめ」の高雅な風味を産みます。

伝統手作り製造シーン動画

西大黒屋11代目女将

原材料

[大豆]北海道を代表する大豆銘柄、十勝産『とよまさり』を使用
[黒糖]上質な黒糖として知られる沖縄波照間産を使用
[きな粉] その時期の最高品質の国産きな粉を使用
[水]多度町の清水を使用

道具

機械は一切使用せず、あくまでも手作りにこだわっています。その道具も江戸時代から変わらぬ天然素材の器具です。箕・木桶・木杓・とおしなど。これは昭和の時代に西大黒屋に嫁いだ女将のプライドです。

製法

全工程が11代目女将の手作業、西大黒屋に代々受け継がれる手作り製法を守り続けています。機械生産ではできない微妙な力加減と培った感覚で、やさしい八壺豆を造っています。

 大豆を炒る

1    大豆を炒る

弱火でじっくり炒ります、香ばしい香りが出て柔らかくなります。問屋が炒った大豆に更に一手間かけることで、香ばしい風味が増します。

蜜を作る

2    蜜を作る

黒糖に多度の上質な水を加えてとろ火でゆっくり溶かし、中白砂糖を加えます。ブクブクするまで少し煮詰めてとろみを出します。

きな粉をまぶす

3    きな粉をまぶす

炒った大豆に温かい蜜をかけながら、きな粉をまぶして弾力ある球状にします。この作業を15回繰り返します。
*中心部にはきな粉がよくからんで味わい深くなるよう濃いめに蜜をつけるのがコツ。その蜜の濃さの加減は長年の経験で体が覚えています。

途中、サイズを選別して、小さすぎず大きすぎない、ちょうど良いサイズに揃えていきます。
最後は蜜をかけず、きな粉だけまぶします。

一日寝かせる

4    一日寝かせる

一日寝かせて、大豆、黒蜜、きな粉をじっくり調和させます。

仕上げ

5    仕上げ

一日寝かせた表面に上白糖を溶かした透明な蜜をかけて更に上白糖をまぶして完成です。

出来上がり

6    出来上がり

まさに滝のしぶきのように綺麗な形の「やつぼまめ」が出来上がります。伝統的でありながらモダンなスイーツにも感じられます。

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西大黒屋の八壺豆